ぼくのキャノン (文春文庫)

ぼくのキャノン (文春文庫)

となり町戦争 (集英社文庫)

となり町戦争 (集英社文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

蟲師 (1)  アフタヌーンKC (255)

蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)

蟲師 (2)  アフタヌーンKC (284)

蟲師 (2) アフタヌーンKC (284)

池上永一。本当に凄い作家である。視点を動かす、っていうのがこの人の得意技なわけだが、普通それは禁じ手。それを絶妙に使う。となり町戦争。どれほどのものか。かなり良い出来らしいのだが。定番枠は伊坂幸太郎連城三紀彦島田荘司村上春樹大江健三郎を足してそこにさらに良質アメリカン映画のセンスが入るからまったく対したものだ。このまま独自の道を進んで欲しい。
そしていまさら蟲師に嵌る。いやあ、この漫画家さん本当に絵が上手い。一度こんな絵を描いてみたいものだ。